シニアユニバーシティ北浦和校15期花散策クラブ6月例会
松戸巡り 戸定邸 千葉大園芸学部庭園 本土寺あじさい 開催報告
6月6日21名参加で実施。
梅雨間近の6月6日に松戸巡りということで、戸定邸、千葉大園芸学部庭園、本土寺といってきました。
松戸駅に集合し、松戸のシテイガイドの方に案内していただきながら、午前中は、戸定邸庭園と千葉大園芸学部庭園(イギリス式、イタリア式、フランス式)を見学。
歌人の与謝野晶子が、松戸を訪れた(当時の園芸学部を訪れた)さいに詠んだ歌60首があり、公園や大学に歌碑があります。
昼食は大学の学食。昼食後戸定邸へ。
戸定邸は明治の旧大名家の建物がほぼ現存しており、9棟が廊下で結ばれ、部屋数は23に及びます。
建物は大きく三つに分けられます。1) 来客や他家との交際に使う区画 2) 家族が暮らす区画 3) 職員のための区画です。各区画の性格に応じて、建物の構成や材木の質が異なっています。
その後松戸駅から4駅乗車移動して北小金駅まで移動し本土寺へ。
あじさいには、まだ少し早いのですが境内に菖蒲園もあり、もみじの緑もきれいで、秋にくるのもいいなと思いました。
案内していただきました松戸シテイガイドさんにお礼を言って解散しました。
*戸定邸庭園、戸定邸はご存じの方も多いですが、
最後の水戸藩主。水戸9代藩主徳川斉昭(なりあき)の18男で、最後の将軍徳川慶喜の実弟にあたる、徳川昭武氏が明治十七年四月に戸定邸を完成させ住居とた所です。
戸定邸は、明治期の旧大名家の和様の邸宅としては全国的にも数少ない貴重なものです。意図的に装飾を廃し、最高級の杉の柾目材がふんだんに使われた戸定邸は、質実剛健の水戸徳川家の遺風を今に伝えています。客間の前には、起伏のある芝生に丸い樹木の刈り込みを配した和洋折衷式の庭園が広がっています。
なお、庭は国の名勝 戸定邸は国指定の重要文化財となっております。
葵のご紋が